フィンランドの港まで陸路600Km、ヘルシンキ港から船に乗ってスエズ運河を通ってはるばる苫小牧の港まで運ばれた40’コンテナ。2本のコンテナにログハウスを建てるための部材がぎっしりと詰め込まれています。

上の写真に見えているのは2階ロフト屋根になるトラス部分です。

待望のログハウスの第一歩、ログ積みの始まりです。図面通りに各通りごと、順番に図面のログ番号と、ログに書かれた記号を観ながら一段ずつ、確実に積み始めます。


ログを数段積んだ段階で、一階床下地を作ります。
床下地は防腐処理された厚さ5cmの材料を使って組まれていきます。床下地が出来たら、足下がしっかりしたところでさらにログを積み上げていきます。



8段目から始めて、ログ17段積み終わりました。この頃から窓の位置、部屋の雰囲気が出てきます。















上棟式を終えると、屋根の野地板張りへと作業が進んでいます。8寸勾配なので足場を固定しながら作業です。









屋根、野地板張りがあと残す所僅か。窓が搬入され、正面道路側から取付を始めます。内部ペアガラス外部単板ガラスの三重で、サッシの内部にはブラインドが、入っています。ログは、数年沈みますので、サッシ上部には、隙間を設けます。両サイドは、スライドできるようにカラプーという木部材をログに取り付けてから、サッシが付きます。




妻壁に、風を防ぐボード(断熱性も期待できます。)を張りました。窓は全部つけ終わりました。屋根は、アスファルトルーフィングを敷き始めました。日本製が一般的に20kgに対して、フィンランド製は、44kg安心感がまします。


屋根ルーフィング張りです。厚さ20mmのサネ付きの野地板は夜中に降った雨をしっかり防いでくれています。妻壁は、防風ボードの上にタイベックを張り縦横の通気胴縁下地をして外壁材を張ります。





玄関に扉がついて玄関廻りが完成しました。これで、外部から入れなくなるので、建築中の防犯にも役立ちます。ログハウスの外観に合わせて、扉も外部に羽目板を増し張りしました。




何重にも下地を組んでいた妻壁が完成しました。続いて窓廻りを仕上げています。

いよいよ屋根の仕上げアスファルトシングル葺きが始まりました。裏側のパラフィン紙のような紙をはがすと接着面が現れます。



自身の接着力と釘の併用で葺き上げていきます。 気温が高いときはべたついて大変です。しかも一列終わって 15cm程しか進みません。重ね合わせて棟まで到達するには、 根気が必要です。

ユニットバスの組み込みです。ログハウスにおいては湿気等の対策からユニットバスをお勧めします。叉、独立しているので、ログのセットリングの影響も受けません。2日がかりでの組立です。

床下地の間に断熱材を敷き込みます。防風ボードを床下に張り、断熱材受けとして、グラスウールを200mm敷き込みます。その上に防湿シートを隙間なく貼り床材を張る段取り完了です。


軒天が建物ぐるり、ほぼ完成です。屋根裏換気に軒天の通風が必要なのですが、折角のログハウス。有孔スレートだけでは見栄えが悪い。そこで目透かしの板張りです。



1階からフロアー材の張り込みがスタートしました。厚さ28mm のパインの無垢のフロアー材です。角ログと同じポーラパイン、北極圏近辺の第一級のパイン材です。時間が経つと日に焼けてアメ色になってきます。多少傷がついてもパイン材に変りはありません。フィンランド人は、年数が経て傷んだ床はやすりで削り落とし、叉新しい床のように手入れをします。28mmあると3回は、再生が可能だといいます。

1階のパインフロアー張りが、一室を残してほぼ張り上がりました。屋根のアスファルトシングル葺きも、オーナーの休日返上の応援で片面の半分くらいが出来てきています。

1階天井を張り上げ、間仕切りの下地を作っています。2階床下の断熱材を入れて明日からは、2階パインフロアー張りです。設備工事では、暖房のパイプ敷設、排水管の立ち上げも平行して行われています。

ロフトの床、パインフロアーを張り始めました。1階台所の下地も出来、各部屋形になってきました。床下に青色のパイプが見えますが、これはフィンランドでは一般的になっている、熱交換型換気システムのパイプ。2階の部屋へ新鮮空気を供給するものです。






ロフトのパインフロアー張りが終了しました。1階間仕切り壁の仕上げも進んでいます。角ログと同じ形状のログパネル張りです。170x19厚さが19mmもあります。


ロフト壁、天井への断熱材の施工です。厚さ200mm。これが終わると防湿ポリフィルムを貼って壁、天井仕上げ材の厚さ12mmのパイン羽目板張りです。1階は、間仕切り壁の仕上げがほぼ終わりました。

台所のカウンターが付きました。1階の間仕切りした各部屋の仕上げの羽目板、台所のタイル下地もほぼ終了です。

断熱材を入れ終わって、防湿のポリフィルムを貼ってパイン羽目板を張るための天井下地を組んでいます。

ロフト、妻側(両サイド三角の壁面)天井が低くなっている壁面及び天井へパイン羽目板張りが始まりました。ログではない、でも、木に囲まれた空間ができ上がってきています。


1階台所のキッチンが組み上がりカウンターと一体となりました。ロフトの間仕切り下地も順調に進んでいます。


1階の室内ドアがつきました。パイン節目の本框ドアです。レバーハンドルはシンプルな真鍮、北欧で一番大きなメーカー系列のプリモ製です。白く見えている扉はユニットバス。これは国産です。

雨が降りそうな天候の下の写真。オーナーのお手伝いのおかげでもうすぐ、アスファルトシングル屋根も葺き終わります。

いよいよ階段の組立です。1階居間側1段目の踊り場2段目から階段です。

フィンランドのラッピポッラス社。北フィンランドで一番大きな階段専門の会社です。全てコンピュータで木取りをしています。塗装も塗装ロボットが行ないます。ロフトの各部屋間仕切りの仕上げも順調に進んでいます。




ロフト寝室、子供室、トイレ等各部屋が仕上がりました。あとは、階段の吹き抜け部分と、物入れの扉を付けたら完成です。吹き抜けの仕上げの関係で、階段は明日以降になります。廊下のダウンライト、照明も付け始めています。ログ本体に付くスイッチ、コンセントの掘り込みはすでに終えました。


待望の階段が完成しました。写真では、うまく映っていませんが吹き抜けのなかなかいい空間になっています。車庫のシャッターも付いて、設備工事もあと僅か。着々と完成に近づいています。


1階、ロフトの大工さんの仕事はほぼ終わりです。引き続き車庫天井の下地を組んでいます。ログハウス外部塗装は、今日オーナー家族総出でお手伝いいただきました。子供の時に自分で参加した家造りは、ずっと思いでの中に残ると信じています。
家造りにはオーナーが自ら参加して、自分の家を大切に扱う。これが当社の基本です。

残念ながら雨の降った午後。外部塗装が残ってしまいました。室内の照明を取り付け終わりました。オーナーの使い勝手を考え、一室最低3ヶ所のコンセントの配置、スイッチを極力少なくするためのセンサーの使用、多岐路スイッチ併用等いつも最善を考えます。

玄関廻りを除いて外部塗装がほぼ終了です。台風で天気が荒れなければ、次は外部足場を撤去します。いちだんと見栄えがよくなるはずです。車庫の天井も終わって大工さんの工事は玄関階段、ベランダを残すのみとなりました。テレビのアンテナも取付けました。

台風に伴う雨がひどく、外部足場は片づけ出来ませんでした。トイレ、洗面等の水廻り。暖房パネルヒーターの取付終了しました。家の中の工事はほぼ完了です。




外部足場がようやくとれて建物全体がすっきりと観れるようになりました。裏のベランダが出来て、あとは玄関へ通じる外階段の完成を待つのみです。

玄関に通じる外部階段が完成しました。突然の強い雨に工事は一時中断。雨にあたって写真の階段はくすんでいますが、防腐剤の材料は、この程度の雨にはびくともしません。北欧の防腐剤は、早くから非金属系の環境に配慮した材料による圧力注入タイプが使われています。木材自体が極寒の地で育った密度の高いものですから耐久性は抜群です。

6月23日にコンテナで材料が搬入されて47日で住宅地にログハウスが完成。江別市の完了検査を受けるだけとなりました。
